シャーリング加工機を導入しました。
シャーリング加工機を導入しました。
銘板の外形加工を行う場合、外縁部を直線的に裁断することが多いです。
これを行う機械や作業を「シャーリング」(裁断)と呼びます。
ちなみにシャーリング(shirring) の英単語の正しい意味は“洋裁における装飾的なギャザーの加工、もしくはそのもの” との事です。
弊社にもシャーリングを行う機械は油圧、電動、足踏みなど寸法や厚みによって何種類かあるのですが、そのうちの「小さな、薄物」を仕上げる機械の調子が最近芳しく有ません。
こちらの機械、製造が「昭和30年」(1955年)となっております。70年近く前に製造されたようです(驚)
小型のプーリー式でストロークが早く、小さな金属板などを切り出すのに重宝していましたが、動かなくなるシーンも散見されたことから、思い切って後継機の導入を決めました。
今年は既に記事に挙げているプロッター、UVインクジェットプリンターほか社内のインフラ設備など様々な更新がありました。
どの機器も弊社の製品づくりには不可欠なので、先々も考えての決断です!(お陰で私は瀕死状態です 笑)
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後継機として選んだのは銘板のパンチングマシンやエンボスプレスでお世話になっている 有限会社グッドエム様の「スマートシャーMINI」です。
空圧式で現行機よりストロークが少しゆっくりなものの、加工ができる厚みの幅が広がった事で仕上げられる銘板の種類も増えました。
上の写真は真鍮の0.8(mm)厚を裁断している様子です。オプションで付けてもらった奥アタリ(手動)も使い勝手が良いようです。
こちらも来年色々とカスタムしたり、使い方を試行錯誤していきたいです。
※記事初頭部の写真は調整のため刃の手前にある安全カバーを外した状態です。
山﨑
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